「頭のよい」子を育てる方法 41
~ 算数の文章題が苦手なんです➁ ~
算数の文章題が苦手・・・
というお子さん多いです・・・
この場合、
「算数」がというより
「国語」
特に、
「読解力」と「語彙力」
に問題がある場合が多いです。
例えば、
「公園で2人遊んでいました。
そこに、3人のお友達が来ました。
公園にいる人数は何人しょうか?」
という問題の場合です。
ほとんどのお子さんが、
2+3=5
「5人」
と答えられます。
しかし、
「公園で2人遊んでいました。
そこに、3人のお友達が加わりました。
公園にいる人数は何人しょうか?」
この問題になると正当率は下がります。
そして、この問題を理解できないお子さんは語彙力に問題があります。
「来ました」→たし算
とわかっても、
「加わる」→?
となり、
四則演算の何を使えばいいのかが
分からなくなってしまうからです。
このような場合には、
➀いろいろな会社のワークを解かせる。
➁保護者の方がいろいろな言い方をしてあげる。
をしてみてください。
➀ワークは、
出版している会社ごとに
使っている言い回しが異なります。
いろいろな出題パターンに触れることで、
語彙力が高まります。
➁日常の会話のなかで
保護者の方が1つのことに対して、
いろいろな言い方をしてあげる。
一緒にお菓子を作っている場面で、
「お砂糖を10g入れようね。」
「お砂糖を10g足そうね。」
「お砂糖を10g加えようね。」
「お砂糖を10gプラスしようね。」
などなど
1つの動作に対してでも、いろいろな言い方があることを理解してもらえます。
語彙力を増やすためにも、この方法を試してみてください。