頭のいい子のつくりかた 作文先生'sダイヤリー

ファイナンシャルプランナーであり、学習塾現役講師キャリア15年のワーキングママが教育や経済について語るブログです。

「頭のよい」子を育てる方法 43  ~ みんなの語彙力が心配です➁ ~

「頭のよい」子を育てる方法 43  

~ みんなの語彙力が心配です➁ ~

 

国語の単元で


「熟字訓」

というものがあるのですが、


皆さん、

勉強したことを覚えていますか?

 

「七夕」→「たなばた」


のように、


「七」→たな
「夕」→ばた


とは絶対に読まないのに、


「七」と「夕」が合わさると


「七夕」→「たなばた」


と読むようになる言葉のことです。

 

先日、
授業でこの単元を

小4男子に教えていたのですが、


「八百屋」


が読めませんでした。

 

読み方を教えたのですが、


生徒は、


「やおや」


と聞いてもしっくりこない様子でした。

 

「やおや」が何か?
分からないのです。

 

「野菜を専門に売っているお店だよ。」
と教えたのですが、

 

「へぇ~、そういうお店があるんだね!」
という反応でした。


※この地域では商店街自体がないため、「八百屋」「魚屋」「酒屋」など滅多にお目にかかりません・・・

 

そうか~


今は「八百屋」って見かけないですよね・・・

サザエさん」とか「ちびまる子ちゃん
などを見てれば、
目にすることがあるのかな・・・

 

とも思いました。

 

教科書の記載に


「八百屋」が必要ない


とは言わないのですが、

 

これから先、
「八百屋」は絶滅危惧店(?)になっていくよね・・・
と思った経験でした。