頭のいい子のつくりかた 作文先生'sダイヤリー

ファイナンシャルプランナーであり、学習塾現役講師キャリア15年のワーキングママが教育や経済について語るブログです。

「頭のよい」子を育てる方法 16 ~「自分の頭で考える習慣」がつく会話術~

「頭のよい」子を育てる方法 

 

〇「自分の頭で考える習慣」がつく会話術

・ご家庭での親子の対話の注意点8

 

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ウォーキング中に気になっていた、路傍の木の実。

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熟したら、桑の実でした!初めて見ました!

・聞く力をつけてあげる④

~あえて「不便な環境をつくってあげる」~

 

塾の生徒さんの聞く能力の低下に対して、

ここ数年危機感を感じています。

 

しかし!

それ以上に、

 

保護者の方の聞く能力の低下が著しいです!

 

生徒さんに対しては、

「それ、さっき言ったよ(低い声)

聞いてなかったの(低い声)」

「先生は1回しか言わないって

いつも言っているよね(低い声)

隣の子に聞きなさい(低い声)」

と鬼の対応をしていますが、

 

保護者様にはそうはいきません・・・

 

授業寸前の超忙しい時間や、

授業中(!)にかかってくる

「緊急」の問い合わせに、

 

「それ、緊急?」

「それ、この前説明したよね・・・」

 

と思いつつも、

対応せざる負えない状況に陥ることが

多々あります。

 

大人の「聞く力」の低下

この原因が

インターネットやスマホにあることは、

疑いのない事実だと思います。

 

「今、聞いていなくても、

後で調べればいいや。」

 

このような場面を

お子さんが目にしていたら、

 

「その場でしっかりと話を聞こう」

 

と思えるようになるはずがありません。

 

保護者の方は、

今更、

インターネットやスマホの便利さを手放すことは、

難しいかもしれません。

 

しかし、

お子さんには、

 

敢えて便利な道具から遠ざけ、

不便な環境におくことで、

 

「今、聞いておかないと、

後で大変なことになる!」

 

といったことを理解させることが良いのではないでしょうか。