「頭のよい」子を育てる方法
〇「自分の頭で考える習慣」がつく会話術
・ご家庭での親子の対話の注意点6
・聞く力をつけてあげる③
~子どもは「話を聞けない」と理解して接する~
大人はよく子どもに、
「何度言ったらわかるの!」
って言ってしまいますよね。
では、何回言ったら
お子さんは分かってくれるのでしょうか?
「ビリギャル」の著者として知られる坪田塾の塾長、
坪田信貴さんによると
塾の子どもたち(高校生)に
言ったことをわからせるには、
平均532回言うことが必要
だったそうです。
あくまでも
「平均」であり、
1回でわかるお子さんもいるということを考えると・・・
ご家族の方が
「うちの子は一回で理解しないな・・・」
と思っている場合は、
更に回数が必要となります。
また、
高校生の平均であることを加味すると、
小学生の場合は、
1,000回以上の回数が必要なのではないでしょうか。
そもそも幼いお子さんは、
人の話を聞けないのが普通です。
脳が成長途中のため、
大人の脳ほど「聞く力」がありません。
そのことを理解した上で、
気長に、
何度も、
あきらめずに、
「聞く力」を鍛えてあげましょう。