頭のいい子のつくりかた 作文先生'sダイヤリー

ファイナンシャルプランナーであり、学習塾現役講師キャリア15年のワーキングママが教育や経済について語るブログです。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

失敗はいかせてこそ成功    

今年の公立中高一貫校受験で 惜しくも不合格で 市立中学校に進んだHさん。 高校受験コースに進んでくれています。 実は彼女… 合格した生徒と当日の適性検査の試験の結果の点数が 3点しか違わなかったのです… 面接も作文も高評価でした。 彼女の敗因は、 ズ…

字の綺麗な女の子  

10年以上前位は 大体女の子の字はきれいでした。 しかし、 最近の女の子は字が下手の子が 以前に比べて非常に多いです… やっぱり字を書く機会が減ったからだと思います。 お母さん世代なら思い当たるかもしれませんが、 女の子はお友達とお手紙交換したりと…

時間がないって何!  

勉強ができるように見せかけたいけど 努力が嫌いな小四のNくん。 この前は宿題をやってきませんでした。 素直にやってこなかったと言えばよいものを 「僕は忙しいから、 時間がなくてやってこれなかった。」 と言います。 Nくんの他の習い事も知ってるし、…

言っておいてよかった③  

言っておいてよかった③ その週のテストが終わり 結果は国語と算数の2教科とも 50点をちょっと超えた位の点数でした。 その次の日、Hくんは、 「生生!結果見た? ひどい点数だったよ!」 と笑って教えてくれました。 「でも、 お父さんとお母さんが 『50点以…

言っておいてよかった②  

週末のテストを控えた授業の後、 お迎えの際にHくんのお母さんと話をしました。 お母さんもHくんも 1番上のクラスになっていたことを知り、 非常に驚いていて とても喜んでいました。 ここで私の出番です。 「1番上のクラスに 1回でもなれただけで立派ですよ…

言っておいてよかった  

首都圏受験コースに通っている 小学校4年生のHくん 前回のクラス決定テストで 高得点をたたき出して、 2つクラスを飛び越え 1番上のクラスになってしまいました… 「なってしまった」のが恐ろしい そのクラスは驚くほどレベルが高いので、 今のクラスで9割以…

天才肌のYくん  

能力が高いのに 勉強嫌いで感情の起伏が激しい小5のYくん 昨日も算数の授業中、 ずっと「やらない!」とごねていて、 算数の先生に注意されていました。 先生の「注意」「おだて」に乗って、 やっとやり始めたのが 授業が終わる20分前! 気分が乗ったのか …

かっこつけたいよね  

いつもは違う曜日に通っているSさん姉妹。 姉は小学校5年生 妹は小学校2年生 妹さんの授業の振替で、 珍しく一緒の曜日になりました。 すると、 姉のWさん、 休み時間にかまって欲しそうな妹を尻目に 学校の宿題を始めました。 黙々と取り組むWさん 寂しげな…

漢字練習は何のため  

漢字練習をひたすらやっているのに、 漢字のテストでは点数が取れない子がいます。 それは、 漢字練習が作業になってしまっているから… 何も考えずにやっていては 身に付きません。 1字1字を書くときに テストだと思って真剣に取り組めば、 漢字の練習の時間…

やらせたら確認  

勉強した? 勉強しなさい! だけではダメです。 必ず 「やったかどうか」 「できているかどうか」 「やり直しているかどうか」 を確認します。 確認してくれないと、 目的がないので 子供もしっかりとやりません。 「見られるから仕方なくやる」 という意識…

褒める褒める褒める②

こうすれば、 勉強に抵抗がなくなって、 たくさんやるようになるから、 正解する回数も増えていくのです。 また、 うちの塾の子は素直ないい子が多いので、 私が、 「2年生なのに、エライネー!スゴイナー!」 なんて言おうものなら、 上級生たちがみんな、…

褒める褒める褒める②

私が意識してやった事は、 褒めたことだけ。 褒めて褒めて褒めまくりましたで。 きていたら褒める できなくてもやったことに対して褒める 正解したら褒める 計算が合っていたら褒める 間違っていても途中でまで正しければ褒める とにかく何でも褒めようと思…

褒める褒める褒める

集団授業クラスに入ってきた小2男子のYさん 学校の算数の授業についていけないか心配… とお母さんが言っていました。 今までいた子に馴染めるか心配で、 初日は一言も発生ずに緊張しまくりでした… 気になっていましたが 学校の授業時間よりも長い時間 ずっと…

スピードではない

勉強が嫌いな子は、 早く終わらせようとしますが、 そのことで理解ができずに 却って理解しないでやっているので、 時間がかかってしまうのです。 それは本人に説明しても 理解できることではありません… 理解できるようだったら とっくにしています。 それ…

音読嫌いのTくん②

音読嫌いのTくん、 そんなTくんに声をかけました。 「どうせ早く読んだって、 塾の終わりの時間が決まってるんだから、 ゆっくり読んだほうが得だよ。」 「はっ!」とするTくん。 ゆっくり丁寧に読み始めました そんなふうにゆっくりと読んでいたTくんですが…

音読が苦手な小5のTくん①

小3で入塾して2年近く経ってきたTくん かなり勉強嫌いがなくなってきましたが、 相変わらず勉強に関して 自己肯定感が低め… 音読が特に大嫌い… 声を出して教科書を読ませると、 読み飛ばしや 読み間違い が非常に多くて… 本を読むことが大嫌いなので、 スピ…

どうする

それは親が、 嫌になる位声をかけてやらせること! 考えることを習慣にするしかないですね・・・ そこまで、他人に求めないで! と心底思います!!! 仕事なので、塾では言えませんが…

写すのが遅いNくん③

そんなNくんですが 注意したからと言って、 すぐにできるようにはなりません… なぜなら、 頭を使う習慣がないから… 書き写すことが速くできるようになる意味が 分かっていないです。 できる子は、 人から言われる前に当たり前のようにできていることです。 …

写すのが遅いNくん②

例えば、 「今日の給食のカレーがおいしかった」 と抜き出して書き写す場合、 「今」を見る→「今」と書く 「日」を見る→「日」と書く 「の」を見る→「の」と書く 「カ」を見る→「カ」と書く 「レ」を見る→「レ」と書く 「―」を見る→「―」と書く 時間がかかる…

写すのが遅いNくん

中学受験クラスの小4のNくん 字を写すのがとにかく遅いのです。 記述問題の抜き出し問題に時間が異常にかかります。 だから、問題が解き切らない… じっくり見ていたら、 すぐに気づいて愕然としました。 1字1字、書き写しているのです…

意識の違い 2

実はこの2つの物語、 小説の作者が違うのですが、 登場人物2人の設定と主題がそっくりだったの! それを感じ取ってしまう意識の高さ! さすが中高一貫校生! 今学習している単元でさえ、 意識を向けていない市立中の生徒がたくさんいます。 ここの差なんです…

意識の違い 1

公立中高一貫校の1年生の国語の授業で、 教科書の小説文の単元を教えていた時に、 その小説の内容について 気になることがありました。 生徒に 「この小説を読んで何か気づかない?」 と聞いてみました。 すると、 1人の生徒が 「何か似ている物語を読んだ気…

算数ができない子 2

何とか教えながら解かせて、 次は5年生の内容。 最近新しく私が教えたばかりの内容は、 8割以上解けたのです! 前にやった内容はその時に理解せずに ただ言われた通りに解いていただけなので、 ほとんど覚えていずに、 時間が経つとすぐ忘れてしまいます。 …

算数が苦手な子  1

中学受験を希望して 1年位前に入塾してきた小5のSちゃん。 驚く位算数ができません。 ほぼ全問解き方を教えないと解けない… 5年生になって、 学校で1回目のテストがあるとのことだったので、 4年生の復習問題と 5年生の1つ目の単元の復習をしました。 4年生…

できる子が損するのかな

出来が良くてスピードの速い子は、 クラス授業を受講していると 遅い子を待っている時間ができてしまいます。 そんな時間がもったいないので、 時間を遊ばせないように その子だけプラスでプリント用意しといて 解かせます。 そのことに対して、 「私だけ多…

プライドをくすぐる

子供のタイプにもよりますが、 できるのにやる気がない子は プライドをくすぐるのがグッド! 「やらない」のではなくて、 「できないからやれないんだよね」の ニュアンスを入れます。 小学校中学年位の男の子に有効です。 仕事なので、 「できない」と言う…

片方だけ覚える

第二回の中学受験コースの塾内模試が終了しました。 内容は先取りになるので 学校ではまだやっていない内容です。 分数の掛け算と割り算の内容でした。 算数の先生に聞いたところ、 やり方を混合している生徒が多いこと多いこと… 掛け算と割り算の違うところ…

勉強してすぐはできるのにすぐできなくなる

勉強してすぐにはできるのに しばらくたつとできなくなる子がいます。 そういった子は器用な子に多いです。 その場でできてしまうから、 復習の習慣がついていません。 反対に不器用な子は 自分がすぐできないことを知っているから、 繰り返しの重要性がわか…

ここの差

今日、 教えている首都圏カリキュラムコースの小4男子から、 「なぜ、 沖縄戦で日本はアメリカからひどい攻撃をされたのに、 沖縄にはまだ米軍基地がたくさんあるの?」 と聞かれました。 「どうしたの?」 と聞くと、 首都圏カリキュラムの教材に そのこと…

受かる子 落ちる子

中学でも 高校でも 大学でも 同じですが、 この子は絶対大丈夫! とプロの目で判断した子は、 ほぼ100%合格します。 でも、 多分ダメかな… という子でも 受かる場合があります。 その場合、 合否を分けるのは、 本人のやる気! 念ずれば叶う ではないですが…