NくんとIくんが
一緒に勉強始めたのは、
小学校3年生の時です。
最初はI君が
すぐにできてしまう問題を
N君がなかなか解けない様子を見て、
「まだそこなのと~」と
ちょっと遠慮のない声を
かけてしまうことがありました。
危機感のないN君は、
あまり気にする様子もありませんでした。
しかし、
私たち講師は
ちょっとI君をたしなめていました。
4年生になって
少し成長したI君は、
勉強ができないN君に関して
何も言う事はなくなりました。
しかし、
N君、今どこやってるの~?
と聞きながら
N君のやっているところを
チラッと見ると、
何も言わずに
自分の勉強に戻るのです。
あまりにもできていないことに
気をつかっているかもしれませんが、
正直それもきついですよ。