「頭のよい」子を育てる方法 7
〇「自分の頭で考える習慣」がつく会話術
・ご家庭での親子の対話の注意点5
・聞く力をつけてあげる①
「聞く力」とは何でしょう?
「聞く」と言っても、
「人に質問すること」ではありません。
「人の話を聞いて理解すること」です。
具体的には、
相手の話を集中して聞くことができて、
その内容を正しく理解できる力のことです。
「聞く力」がないと、
相手の話を集中して聞き続けることができません。
そうなると、
相手の言っていることが理解できず、
上手にコミュニケーションをとることができません。
話の内容を正しく理解できないと、
次にやるべきことがわからなくなり、
学校の授業に
ついていけなくなったりすることもあります。
また、
「聞く力」が弱いということは、
「聞いて理解できる語彙が少ない」
ということでもあります。
語彙が少ないと、
「聞いて理解する」ことも難しいですが、
「読む」「書く」「話す」
という他の国語の能力を伸ばすこともできません。
国語力を総合的に高めるためにも、
「聞く力」を鍛えることが大切です。
「きちんと人の話を聞ける子になってほしい」
という望みを持つご両親は多いと思います。
「聞く力」を鍛えることで、
子どもは相手の話のポイントを適切に理解できるようになり、
「話す力」や「学力」も伸びるといわれています。
子どもの「聞く力」を鍛えると、
地頭がよくなり
「話す力」や「学力」が飛躍的に伸びるからです。
小学校受験でも重視されている「聞く力」は、
どのように伸ばしてあげれば良いのでしょうか。
それで、「聞く力」をつけるための
「ご家庭での親子の対話」
の注意点をいくつかあげてみましょう。