「頭のよい」子を育てる方法 34
〇2020新指導要領
~ 小学生英語 3・4年生のまとめ~
旧校舎の落書きシリーズ 日テレ?
小学校では、
2020年に
【新学習指導要領】が
完全実施となりました。
今回の改訂で、
小学校教育において
大きく変更される点は、
以下の3点です。
1 英語の教科化
2 道徳の教科化
3 プログラミング教育の導入
3・4年生の
「外国語活動」についてまとめてみましょう。
≪3・4年生のまとめ≫
3・4年生の「外国語活動」では
「聞くこと」
「話すこと」
の2技能が、
「聞くこと」
「話すこと[やり取り]」
「話すこと[発表]」
の3領域に分かれます。
今までの
3・4年生の内容を見て、
あまりにも高度な内容で
不安に思われる保護者の方も
多いかと思います。
しかし、
外国語に不馴れなお子さんも多いと考えられる
3・4年生の外国語活動は、
「書くこと」は重要視されません。
「聞く」「話す」などの音声を使い
コミュニケーションすること
を中心に行う活動が中心となります。
2020年からの
3・4年生の外国語活動導入の意図は
大きく分けて以下の2つです。
・「聞くこと」「話すこと」を中心とした外国語活動を通じて、外国語に慣れ親しむ
・コミュニケーションを想定した活動を通した外国語学習によって小学校高学年の「読むこと」「書くこと」に関する外国語学習に備え、さらに中学校への接続をスムーズにする
3・4年生ころのお子さんは、
適応力が柔軟です。
その柔軟性を生かして
外国語の言葉を認識し、
アルファベットや単語など、
日本語と英語の音声の違いやそれぞれの特徴、
語順の違いといった文構造等
を意識できるようになってほしい
という意図なのです。
そして、
3・4年生に外国語活動を楽しいと思ってもらい
(難しい!)高学年以降の外国語学習を
やりたい!と思ってもらい、
「聞く力」や「話す力」を育成していこう
ということです。
3・4年生の英語活動は、
外国語を学ぶための活動ではなく
外国語を使って何かする
という目的を持った活動です。
3年生で、
英語を嫌いになってしまったら、
大変な思いをする期間が、
保護者様世代より
4年も長くなってしまいます。
ご家庭では、
無理に学習を強要したり、
英語のできにこだわったりしないで、
お子さんが英語好きでいられるような
お声掛けをしていただきたいと思います。