中学校に入学時に英語で必要なことを紹介しましょう。
1 単語
2019年までの学習指導要領では、
中学校の教科書に載っている単語は
約1200語程度でした。
「教科書で扱う1200語」
を覚えていれば、
教科書の内容を基本とする公立高校入試対策には
対応できていました。
2020年の新学習指導要領では、
「小学校で600~700語を扱う」
とされていますので、
小学校と中学校合わせて
1800~1900語を覚えることになります。
中学校に入学したら、
中学校で新しく学習する単語も
覚えなければならないので、
中学校入学時には、
小学校外国語活動・外国語科の教材
- Let’s Try! 1 , 2(小3・小4)
- We Can! 1 , 2(小5・小6)
に載っている単語を
「読めて」「書けて」「発音できる」
ようにしておく必要があります。
中学生でスムーズに英語授業に入れるように、
5・6年生には
自分でかんたんな英語の文章を書くことが
要求されます。
そのため、
5・6年生は「書くこと」を学習しますが、
「単語のつづりを覚えて書く」
のではなく、
「お手本を見て書き写す」
ことしか求められていません。
5・6年生でも、
英単語を暗記して書く必要がないのです。
中学校では英語のテストがあるので、
もちろん
「単語のつづりを覚えて書く」
ことが求められます。
「単語のつづりを覚えて書く」
習慣がないまま中学校に入学してしまうと、
小学校で学習してきた
600~700語の英単語を
改めて書けるように練習する必要があるのです。
小学校のうちに
書けるようにしてしまっていた方がいいですよね。